2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

一日暮らし 

一日暮らし 山尾三省 海に行って 海の久遠を眺め お弁当を 食べる 少しの貝と 少しのノリを採り 薪にする流木を拾い集めて 一日を暮らす 山に行って 山の静けさにひたり お弁当を 食べる ツワブキの新芽と 少しのヨモギ 薪にする枯れ木を集めて 一日を暮らす…

さよなら アメリカ

photo by Osamu James Nakagawa 1週間旅を共にしたインディアナ州の学生が帰国。最近はどうしてかすぐに泣くようになってしまった。特に家の中にいると泣いてばかり。忘れないように必死で日記を書いている自分がいる。 いろんな悩みを友達に告げると「あい…

個展の予定

今日は、慰霊の日だ。沖縄は暑いんだろうなぁ。辺野古のV字滑走路については、相も変わらず日米合意という報道。歴史は省みることなく、進んでいく。 9月に潺画廊(世田谷区深沢)にて、個展を行うことが決まった。日本画家の郷倉千靭さんを祖父に、郷倉和子…

室生寺に行きたい

ついこの前、満月だった気がするが、昨日は半月。夕方の光が本当にきれい。夜は、考え事をしているから、短夜がさらに短い。これからどんどん日が短くなると思うと、ちょっと寂しい。特に理由は見当たらないが、何気なく借りてきた「室生寺」の本を読んで、…

くちなしの香り

昨日はきれいな夕日だったのに、今朝は雨の音で目が覚める。仕事のことを考えながら身支度をしていると、窓から日が差し、庭に出ると植物がキラキラしている。空は、夏の日のよう。今日は、一時間はかかるけれど、自転車で出掛けようかな。 昨日の帰り道は、…

心の山と谷

「おとなって、ほんとうにへんなものだな」。星の王子さまが私にあったら、どんな風に思うだろうか。田舎では、蛍がきれいな季節やろか。 暴飲暴食、自暴自棄、何かと暴れているこの数日。側近の人たちには迷惑をかけています。。。ため息ばかり、10月の展覧…

【アイヌ】2つのお知らせ

東京芸大 杜の会会報が届く。多摩美学部出身の呉弦佑君が杜賞受賞の朗報。おめでとう! アイヌの自然観や文化を元にこの列島に住む自然、人間たちの未来に繋がる物語を構想している舞台作品「流光の風をたどれ」。2009年6月に上演した作品に新しいメン…

満月とバウル・クレー

満月の時は、口を大きく開けて天に向けたら、ホットケーキが落ちてくるよ。 昨日の夜は、本当にきれいな満月だった。おぼろ月夜。はっきり見える満月よりもおぼろ月夜のほうが天空の空気を感じることが出来るから好きだ。満月の夜、街灯が消えたらどんなに素…

母と、どこかからの帰り道に電車に乗った。駅の感じでは所沢かもっと西か。出発時刻まで5分くらいある。母は荷物を置いてトイレに行った。出発間際に戻ってきた母は電車に駆け込むが、入り口付近に立っていた若い人たちに押し返される。母は「先に帰ってい…

近況

一週間土沢に滞在をし、3キロ肥えて、今朝帰ってきました。土沢は地震の影響はそれほどないとはいうものの、道路は所々壊れ、各家にある土蔵の漆喰が崩れている現場をいくつか見た。街かどアートで使われる予定だった会場のいくつかも、今回の地震で使用不可…