くちなしの香り

昨日はきれいな夕日だったのに、今朝は雨の音で目が覚める。仕事のことを考えながら身支度をしていると、窓から日が差し、庭に出ると植物がキラキラしている。空は、夏の日のよう。今日は、一時間はかかるけれど、自転車で出掛けようかな。


昨日の帰り道は、どこからともなく、くちなしの花の香りが漂って夢心地だった。この時期は、蒸し暑さの代替えに涼しい色をした紫陽花と強い芳香のくちなしは心の癒しに欠かすことができない。  そういえば、タンサイボクとくちなしは同じ種類の樹木かと思っていたが、タンサイボクはモクレン科、くちなしはアカネ科だということを知った。


明日は、夏至。今夜は、夜が一番短い夜。


どうも身動きができない時は、お茶の稽古に行く。一つずつ確実に学習していることを確認できるから、自暴自棄から解放される。炭をつぎ、お茶を立て、一呼吸する。ありがたい時間。来月は、お茶の先生が喜寿だということでお祝いをする。そのためのプリントをつくっている。けれど、なかなか思い通りにいかない。