心の山と谷

「おとなって、ほんとうにへんなものだな」。星の王子さまが私にあったら、どんな風に思うだろうか。田舎では、蛍がきれいな季節やろか。



暴飲暴食、自暴自棄、何かと暴れているこの数日。側近の人たちには迷惑をかけています。。。ため息ばかり、

10月の展覧会に加え、私にとっては夢のような画廊にて、9月に個展の予定が入りそうです。いろんなことをひとつずつ整理しないと、どちらも中途半端になりそうで怖いけれど、昨日の夜、壊れたので、もうあとは落ち着いて考えていきます。。。


昨日は「手塚治虫のブッタ」を見に行った。三部作の第一部であったから、シッダールタの誕生から出家の時まで。見終わったときには涙が止まらず、案の定自暴自棄に陥った。  とは言っても、今日もまた日が昇る。掃除をして、本を読んで、フィルムをとりにいって、明日の準備をしなきゃ。




全てが人間の手によって作り変えられてしまった地球をけしからんというつもりはないけれども、そうした変化に対しては責任を負わなければならないと思う。つまりいつの日か、空を飛ぶ鳥の姿が消えてしまったらーそれはとても悲しい日になるだろうがーその時には鳥とは違う何か、人間のつくりだした何かに飛んでもらいたい。滅んでしまったかわいそうな鳥に負けないくらい美しく、人間の興味をかきたて、豊かな隠喩となる何かが、鳥の代わりに空を飛んでいてほしいと思う。

ートニー・クラッグ 展覧会カタログよりー