石鎚山

一人、西日本最高峰石鎚山に登ってきました。土小屋という登山口から頂上まで4、6キロ。始めの4キロくらいはなだらかな傾斜を歩くものの、残りの0、6キロは直滑降の岩肌を鎖にしがみついて上がるというもの。ゴールデンウィークということもあって、鎖の前には長蛇の列。まるで蜘蛛の糸のよう。前の人が落ちてきたら数人は道連れになるだろう。私は、恒例20キロ機材を背負ってその蜘蛛の糸を登った。オロナミンCの「ファイトーイッパーツ」というかけ声がよく似合う。。

頂上の景色は圧巻。つらかった鎖の道を瞬時に忘れることのできる景色。高所恐怖症じゃなくてよかった。ときたま聞こえるホラ貝を吹く音色も、石鎚にはとても似合う音。天気予報は曇り/雨となっていたけど、晴天/霧といい天気だった。

下降するときには足に力が入らなくなり、なんにもないところで転んだりして、一人楽しくなっていた。転ぶときは自分の命よりもカメラの心配。。。今まで大事に使っていた三脚は、今回の岩肌で何カ所か傷ができました。次回はもっと身軽に、と、毎回思うものの、足りないものの心配で結局荷物が重くなる。実際はレンズ取り替えたりしないのにね:-Pでも持っていないと使いたくなるからな:-P


ここのところ、一ヶ月に一回は一人登山。大木と自分しかいない空間はこの上ない幸せ。石原悦郎さんから頂いた登山靴にも感謝。