アメリカと銃

コネティカット州の小学校で14日午前に20歳の男性が、母親を銃殺したあとに小学校へ行き、小学1年生と職員計28名を銃殺したという事件があった。私はテレビもラジオも見ないけれど、大きな事件として人々の口から聞こえてきた。人口100人当たり90人が、特に小型の拳銃を所有しているらしい。

今日は私の住む町の中心地で追悼式があった。スピーチの中で、インディアナ州は交通事故死亡者よりも銃で亡くなる人の方が多いと聞く。私が暮らしている町は大学があるので比較的安心しているが、少し離れた農場などでは枕元に銃は欠かせないのだという話しも耳にした。銃、もちろん想像はしていたが、アメリカに来て3ヶ月経った今、自分の地続きのこととしてはじめて感じた。

殺された子どもたち、その家族には、心から追悼の念を表してやまない。おそらく、この事件の近くにいた子どもたちの心にも深い傷となることだろう。こういった事件をどのように解決することができるのだろうか。今後、なくなることを願うばかりだが、その手がかりが何なのか、社会的な問題と銃の問題、原因は一つではない。絡まった糸の中にいるような気持ちになる。