大重映画上映会 スタートしました

6月2日、お越し頂いた皆様、ありがとうございました。



1970年制作の「黒神」の世界が30〜40年後の2000年代の大重作品「久高オデッセイ」と直結していることも実によくわかりましたね。「3・11」後の時代状況の中で、大重映画の持つリアルさと重要性がより一層輝き出ると、ますます確信しました。鎌田東二



映画関係者、大重監督の作品をいつか見たいと思って下さっていた方々が集い、とても良い上映会になりました。2002年、当時大学4年生だった私は、多摩美術大学大重潤一郎監督全作品上映会を企画して、早10年。この間、私自身は何も成長せずに監督からは、怒られていました。それでも、いつでも温かく、私の脳裏には監督の真剣なまなざしとお酒を飲んでいる時の笑顔があります。

実際のところ、大重監督の病状は昨年から急激に悪くなっていて、辛いという傷みを電話で聞く度に、覚悟をしざるを得ない自分がいます。それでも、監督の生命力は並大抵ではないことを知っている私たちは、監督の奇跡を信じています。「久高オデッセイ3章」は、これから製作が始まりますが、今、監督を囲み集う仲間の向かう気持ちはひとつになっています。



映画監督・四宮鉄男さんのブログ
http://www.geocities.jp/gutetu64/akabee/frame.htm

先週、大重監督の元を訪れた、四宮監督。監督の現状と「久高オデッセイ三章」への想いを綴っています。是非、ご一読ください。



次回の上映会は9月9日@東京自由大学です。多くの人に見てもらいたい。是非、よろしくお願い致します。


高橋あい