日々の食事

ストレスをなくしたい、と思っても、なかなか出来ない。左耳は相変わらず聞こえないので、歩きや自転車の時が少しこわい。それだけのせいではないけれど、ぼーっとしている。きっと、私だけではないなー、と思う。




ーところがどうもわたくしは/みちをまちがへてゐるらしい(宮澤賢治「種山ヶ原」)



政治家も政治家以外の人も、そのように感じてくれたらいいけれど、まだまだ金がものを言う世界だ。ニュースは、本当のできごとを隠すかのように、1つのできごとを誇張して流し、私たちの気持ちを不安に導く。原発の問題で、そのことが明らかになり、だまされないぞ。という気持ちを張ろうとしても、やっぱり情報化社会。生きるための情報を絶えず求めている自分がいる。


日々の食事。スーパーで野菜やお肉の産地を確認する。普段は思いのままに購入していた食品を、ひとつひとつ眺めながら何も買えず、ため息をついて店を出る。これもストレス。人から頂いたほうれん草が大きく、放射能の影響じゃないか、と思い、おいしく食べれない。辛いなーと思う。


最近、「TOKYO アイヌ」の監督で映像作家の森谷博さんの案内で見始めた、「子ども千葉ネット」の公開講座Ustreamを、時間のあるときに見るようにしている。岡部賢二さんのお話は、目から鱗なことばかり。放射能が含まれるものを食べてしまうことは、今となっては免れないことだけど、食事によって放射能を出す力をつけることはこれからでも充分に可能なことであり、腸や心臓、血液などの働きを説明しつつ、食事の摂り方をわかりやすく話してくれています。

『子どもたちを放射能から守る千葉ネットワーク』ホームページ

けっして放射能数値が低くない千葉県で、必死に活動をしている方々の姿を前にすると頭があがらない。もし時間があるひとは、是非見て欲しい活動です。