夏が終わる。。。
粥川を訪ね、白山に登ったことが予想以上に楽しかったので、夏休みは終わってしまった気分。頂上の風景がすばらしいのに、頂上に着く前にフィルムを使い切ってしまいがっくり。とにかく「大地のできごと」に圧巻してしまったのでした。あとは、土沢の展示に向けて制作をするのみ。「あそこ」という着地点は全く見えなくて、毎日毎日その日の「ここ」を過ごすだけで精一杯。今日は久しぶりに仕事もなく、土沢のことだけを考えている。夜行バスでの移動が多く、自宅で眠る日が本当に少ない。でも、やっぱりぐっすり眠れるのは自分の部屋なのだと思う。
学生の時は、授業を受けながら３ヶ月を一つの期間として制作・発表をしていたんだから、焦らなくてもいいんだと思いながらも、四国のプロジェクトは２年かけての制作だから４ヶ月でできるのか不安ばかりが募る。それでも、地元の人たちはとても優しく、もっとお話をする時間が欲しいと思っている。岩手にいる間は、インターネットと向き合う時間もほとんどなく、２２時に眠り５時半頃、眼を覚ます。本当は４時に始動したいが、からだは正直で動けないときはまったく動けなくなってしまった。これが３０代というものだろうか。
熊本の父からすいかが届いた。久しぶりにさやさんと植野さんと顔を合わせて、三人ですいかにかぶりついた。夏の味。今年の夏は、密度が濃くて短い。「時と止まれー」と叫びたい。
