わたしの「まぶい」

まぶいを落としてしまったようです。


沖縄では「魂」のことを「まぶい」「まぶやー」と言う。この「まぶい」は3つ、もしくは7つあるといわれていて、転んだり強い衝撃に合うと、まぶいが落ちることがある。落とさなければいいのだけど、落としてしまったら、病気になったり、体調不良になったり、ぼーっとしたり…、最悪命を落とすこともあるらしい。だから、落としたときは、ユタを呼んで「まぶい」を探して、落とした場所へ行って、「まぶいぐみ(魂込め)」をする。こどもはよく落とすと言われている。


一昨日は家の鍵をなくし、昨日は携帯電話をなくし、どちらも落としたときの記憶はなく、家の前で気がついた。どちらも気がつく一時間前には見ていたから、帰りの電車か道で落としたことになる。昨日は一時的に微熱が出て、昼間はダウン。それでも展示の買い出しと知人のお見舞いで出かけた。緊張と焦りでこのところ不調だったから、まぶいが落ちやすかったのだと思う。でも、まぶいを落とした記憶がない。

東京では、ユタさんを呼ぶことができないから、お昼の12時に一人トイレでまぶいぐみをしてみようと思う。(トイレの神様は力が強くてどこからでも呼び寄せるらしい。12時や6時などご飯時にもどりやすいと言われている。)


「まぶやーまぶやー、うーてぃーくよー」(魂よ、魂よ、追ってきなさい)


しばらく電話がありません。パソコンへのメールでお願いします。至急返事が必要な場合は、携帯電話番号と携帯メールアドレスをお知らせ下さい。もし、町中で私のまぶいを見かけたら、氷川台方面を教えてあげてください。よろしくお願いします。