「レラチセ」ありがとう

アルバイトをしていた、アイヌ料理屋「レラチセ」が7日を最後に店を閉めた。9日に引き渡しということに急遽なり、8日に店を片づけた。店のオーナー・こうじさんと料理人・悦男さん、相談室をしていた丸子さんと、レラの会代表の長谷川さん、それと今までアルバイトに来ていたメンバーと常連さんで朝から集まり、必要なものと捨てるものを分けていたが、対外はゴミとなった。95年に早稲田で開業してから15年。私が関わったのは今年の1月から4月、経営が厳しくなってからなので創業当時を知らないけれど、今までここに集まって来ていただろうアイヌの方々の少なさに正直寂しさを感じた。

15年使われた看板には、雨と風と太陽を浴び、いい感じに風化していた。

私は、この日を終焉だとは思っていない。こうじさんと悦男さんには、新しいことが始まっている。