演劇&映画のお知らせ

http://www.peaceonwheels.net/index/showings-27.php

今年の年越しを伊江島にある「土の宿」で過ごし、木村浩子さんと出会った。映画を見せてもらい、東京でも上映したいという気持ちから企画したイベントです。今回は、身近な存在であるはずなのになかなか知る機会のない、「障害を持つ方々の生活」を考える場所のご案内です。

沖縄県から、土の宿の経営者・木村浩子さん(現72歳)を招きます。重い障害の中、諦めずに数々の困難を乗り越え、夢を叶えてきました。障害を持つ方の中には、木村さんの存在に励まされて来た方も多くいます。水俣・世田谷交流実行委員会のメンバーにとっても憧れの人でした。

水俣・世田谷交流実行委員会の演劇と、木村浩子さんの映画を通して、日本社会における障害者の生活について知って頂ければ幸いです。是非、お越し下さい。


卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍卍


演劇公演&映画上映のお知らせ
【生活「お見合い」木村浩子×キミエ群団】


日 時:11月15日(日曜日)15:00〜18:30
場 所:世田谷区総合福祉センター3F研修室
 (世田谷区松原6-41-12)
 小田急線梅ヶ丘および豪徳寺駅 徒歩5分
 東急世田谷線山下駅 徒歩5分
 ※駐車場は5台分ございますが、予約等できません。ご了承下さい。
資料代:1000円
問合せ:090−6195−6983(たかはし)
 takahashia.m@gmail.com

プログラム:(途中入退場可能)
 15:00〜 演劇「キミエズ ハーストリー」
 16:00〜 交流会(お茶とケーキ) ※要実費
  ゆうじ屋のおいしいケーキを出店します!
 17:00〜 映画「peace on wheels」
 18:30 終了予定 

 
概要:
いろんな生活を見合ってみましょうや。
私たち、水俣・世田谷交流実行委員会は主に胎児性水俣病の人達との相互の生活交流から出発しました。また、私たちは、いろんな障害を持つ人達の家族との葛藤や施設職員との付き合い方の難しさなどを見たり聞いたりすることで。自分たちのライフスタイルを見直すきっかけになることを感じてきました。そして、演劇で私たちの『自立生活』をみて「自分一人でやらなくても、やる気があればやり方を考え伝えていけば生活はできる。」ということを感じていただければ、最高です。今回は、『自立生活』の大先輩である木村浩子さんを沖縄からお招きして、施設を飛び出した時の思いや、土の宿を作り上げるまでエピソード等をドキュメンタリー映画「Pease on wheels」を見ながらお話をして頂きたいと考えています。


***木村浩子さんってどんな方?***
山口県出身1937年10月15日生まれ。世界身体障害芸術家協会会員。3歳のときに脳性小児マヒにかかり、以後17歳まで寝たきりの状態が続いていたが、ある人の指導で、17歳になって初めて立ち上がることができるようになりました。その後、短歌・絵と積極的に学び、唯一自由に動かせる左足の親指と人差指を使って、土に一番近い野生の草花や、人間の優しさをふっと感じさせる童画、俳画を主に描いている。現在は、沖縄県伊江島にて「土の宿」を経営しながら、平和運動や障害者運動に積極的に活動をしている。


***「peace on wheels」 とは?***
木村浩子 ・プラブ アチャリヤ (ディレクター、カメラ、編集、音楽など) ・ ジュリー ロジャース(製作、通訳、コーディネート、ホームページ)の3人によるプロジェクトチームで映画製作を行う。現在は続編を制作中?!URL:http://www.peaceonwheels.net/


***キミエ群団とは?***
世田谷水俣交流実行委員会のことで、水俣病患者、水俣在住の障害者と、世田谷の障害者および関係者の交流を目的として始まりました。自分たちの半生をふりかえり、楽しみと再発見を目的とした芝居をつくり、旅する一座を旗揚げしました。交流のための方法としてのお芝居。「キミエズ ハーストーリ」は、今年5月千歳烏山駅前広場にて初演を行いました。今回はリニューアル再演上演となります。