三峯山


テニスコーツのさやさんと山登り。台風が来ているところだったので家を出るときも雨が降っていたけど、強行突破。

秩父線三峰口で降りて、大輪というバス停から標高1100mの三峯神社を目指す。霧がまいていて景色はとても幻想的。木の大きさにただただ感動していた。雨の日の登山も悪くない。2時間半かけて到着したところから、下を眺めても真っ白。境内には日本武尊(やまとたけるのみこと)の銅像があったけど、あまりに大きすぎて幻想的から奇妙な気分へ。境内の全体像が把握できなくて奇妙から恐怖へ。見慣れた狛犬の代わりに出迎えてくれた狼(お犬様)の顔に怯えていた。

東京に住んでいて、奥秩父三峯神社の存在は全く知らなかった。由緒はこちら→。社の色形は日光東照宮にそっくり。宿泊施設や温泉も備えていて、宗教色が強く感じ萎縮して足早に後にした。妙法ケ岳山上の奥宮や太陽寺まで登山道を歩く予定だったけど、寝不足と冷えで二人ともその先まで足を伸ばすことを断念。山の麓の温泉に入って寝て帰宅。続きは11月中旬の予定。

先日行った伊勢神宮も、今回の三峯神社も、森よりも社やモニュメントが主張していて私にはどうもしっくりこない。五十鈴川や三峯の山々は本当に素晴らしいのだけど、神社の在り方がよくわからない今日この頃。奥が深すぎてまだわからないことだらけだけど、アミニズムとは異なる日本人の信仰心とはどういったものなのだろうか。