最近のバイト

あつい と いう字を読むと暑くなる

朝だけコンビニのアルバイトを始めて一ヶ月経つ。もう、毎日ゴミ袋二つくらいのお弁当おにぎりパンなどの廃棄を眺めていると、もっと物価が上がって、食べ物を大切にするべきだ、と、心底思う。なんでも安く手に入りすぎる。もちろん学生の私にとって安いものはありがたいが、そんなことを言ってられない。この状況を眺めることしか出来ない自分にいらだち、悲しく思う。

派遣の仕事をしてみた。携帯電話の修理工場。私がしたのは一次検査で目に見える傷や症状をチェックしてひたすらメモを書いて行く。この作業場の風景、みたことがある。最近写真集なんかでみる、中国製品工場の風景。隣の人と雑談をしたら怒られ、指示待ちの時に本を読んでいたら怒られ、悲しかった。そして、ロッカーからはお金を盗まれ、さんざんな派遣会社。

AUの三洋機種の修理ばかり扱っている所だったけど、一日に送られてくる数は200台。他にもvodaphone/docomoもあるし、製品会社だってシャープや東芝、日立といろいろある。いったいどれだけの携帯電話が出回って、日々壊れているんだろうか。世の中に出回っている商品ほど、それに関わっている人も多いということを、改めて実感。うまく言えないけど、悲しい気持ちで会社を後にした。

でも、帰り道は大森貝塚によって、昔の地形を想像して、楽しんで帰った。