北海道 石狩編

2008年、年が明けました。今年もどうぞ宜しくお願いいたします。



10日間の北海道から帰ってきました。旅メモはなし。というよりも毎日があっという間であまり毎日の記憶がないのです。1週間が一続きの1日の様でした。天気も毎日違い、吹雪く日もあれぱ、ピーカンの日もあり、粉雪の舞う日もありました。毎日毎日、中川さんのおいしいご飯とお酒を楽しみ、雪掻きやら、ちょっとしたドライブがてらの仕事やら、読書などをしていた。


中川さん曰く、12月の北海道で雨の降ることはありえないこと。しかし、去年・今年と2・3日雨が降った。雪もサラサラ雪ではなくベタ雪。都会で暮らす私には雪の事情を感知することは出来ないのだけど、確実に温暖化は進んでいることを教わった。石狩から少し西に行ったところにある、手稲の山には雪はなく、スキーリフトが淋しそうだった。エコって広告でも雑誌でも軽く簡単に言うけれど、一人一人が認識して実行していかなくてはいけないことが、山ほどあるだろう。まずは、自分で行ずること。


中川さんは、食物を全部無駄にせず、ぱぱぱっと料理する。私はよく食べ物を腐らせるし、賞味期限が切れるとすぐに捨ててしまう。そんなことはあってはならないことなのだと。地球人が全員中川さんだったら、地球も回復するんだろうな。東京に帰ってからはきちんと料理し食べることが楽しくなった。


帰りのフェリーは思いの他、楽しかった。同じ部屋だった小学校1年生のちひろちゃんと友達になり、絵を描いて遊んでいた。ちひろちゃんのお母さんは札幌出身の方で、萱野茂さんのことをご存知で生前のことをお話して下さった。山登りを薦められ、どうにか登るきっかけを探したいと思っている。フェリーには、海を眺めながらの大浴場やミニシアター(私は釣りバカ日誌を鑑賞)があり、定員が定められているから混んでいて疲れるということもない。フェリーも段々減ってきているが、無くならないといいなぁ。時間をかけて移動するのは、旅の醍醐味。


東京に帰ってから想うことは、夕焼けの色が違うこと。数日見れた残照は忘れられない。


2ヶ月後に沖縄行きを決め、行きのチケットだけ購入。とある場所での巡礼と、大重潤一郎さんに会いに行くことが主な目的。アルバイトしないとなぁ。