みっつのうたプロジェクトVol.1 の報告

aitakaha2007-10-13

朝10時、誰かの声を聞いて起きたいと思って、珠実さんに電話して目を覚ます。プールの支度をしてカメラと三脚を持って光が丘に向かう。今日は、体育館でフォークダンス大会の催しがあるらしく、きれいな刺繍の入ったヨーロッパの伝統的な衣装を着ている人が大勢いた。それを横目に眺めながら、私は地下の温水プールに向かう。最近は歩いていて腰が痛いと感じることがあるので、クロールで最低1キロ泳ぐことにしている。25mプールで途中で立つのは恥ずかしいので必死に泳ぐ。泳ぎは決して得意ではないけれど、必死になる状態は割と滑稽で悪くない。プールから上がって、1階のベトナム屋でフォーを食べ、隣の図書館でちょっと読書、というのが何もない休日の過ごし方にしている。



今日は、午後から「みっつのうたプロジェクト」があるから図書館には寄らず、光が丘区民センターに向かう。小島希里さんと山田珠実さんが準備を始めていた。記録の中村さんが来て大ちゃんともじゃが来た所で恒例の「マルマルマル」をする。秋は行事が多いため、今日の参加者は少なく、いつもとは対照的でとても小さい丸だった。大勢いるときは言葉数が少ない大ちゃんは、今日が24歳の誕生日。いつもより嬉しそうによくしゃべっていた。紙袋やビニール袋をかぶって目の穴を開けてお互いの顔に模様を書いたり貼ったりした。その姿でおしゃべりをしたり、マッサージしあったり、写真を取り合ったり、もじゃのギターに合わせて身体を動かす。目の穴から目だけを覗き込んで見つめ合い、素顔の見えない人との対話をすると相手に引き込まれそうな不思議な気持ちになる。恋をしはじめたときの気持ちに似ているのか、写真家ダイアン・アーバスを主題にした映画「毛皮のエロス」を思い出した。

今日の参加者:希里さん、珠実さん、大ちゃん、幸恵ちゃん、もじゃ、芳賀さん、芳賀ママ、私、(帰り道の)風間さん、(記録の)中村さん