北海道

aitakaha2006-12-09

港さんと国際交流基金の高取さんと北海道へ。2泊という短い期間ではあるが、4年ぶりの北海道だし雪をみるのはドキドキするので楽しみにでかけた。ベネチアビエンナーレのために、3月を目指して岡部さんの作品集を作る。そのための資料整理と会議である。

9日、11時頃北海道に着くと日本ではない場所に来た気持ちになる。昨年、トランジットで立ち寄ったモスクワの色に似ている。電車に乗ると車窓には北欧のような家並みが続く。家の色が一つとして同じ家がなく、しかしそれがとてもきれい。クレーの白を基調とした絵を眺めている気分である。
話し合いは順調に進み、2日間ともおいしいお料理をごちそうになり、たくさんのすてきな方々とも出会う。短すぎる2日間でもっと出かけたかった。


帰りの飛行機はがらがらで、窓際に座る。いい天気で雲が少なかったので日本国土がよく見える。8月から続いている東北への旅を真上から確認する。下北半島八甲田山北上川がわかるととても興奮している自分がいた。羽田から多摩美に直行。その晩は、同僚に追いつくため23時頃まで残業をする。