富山

aitakaha2006-07-23

多摩美オープンキャンパスが終わり、夏が目の前にある。

オープンキャンパス22日の夜に、学生3人と一緒に富山に向かった。友人の舞踏劇「トンデ空静/バァノゥタ アメ フラスキ」が富山の酒蔵で行われるためだ。絶対に良い舞台だという確信があったためとても楽しみにしていた。

http://tondekarashizuka.arrow.jp/


2時過ぎに湯沢レストルームに着き、4時間程仮眠をとる。妻有トリエンナーレや上野さんのいる新潟に会いつつ海へ抜ける。2つの道の駅で海産物を頬張り、舞踏の会場に向かう前に氷見でのアートプログラム「ここだけの氷見・きこえる氷見」に伺う。http://www.himming.org/コマンドNのメンバーが中心に、氷見漁業組合倉庫を展示会場に作品が点在している。ただ、まだ始まっていない作品もあり堪能はできないものの、藤浩志氏と会い近況を話したりしていた。氷見は川が多く鳥も沢山いて心地よかった。お酒もおいしそうで、でも今回は車だったので地酒は断念。こういう日も悪くない。

18時を目指して富山県小杉に向かう。順調に運転を楽しんでいる反面、富山の国道はずっと直線でオービスが沢山ある。私が世の中で一番嫌いなものはオービスかもしれない。


さて、小杉のち一庵についたのは夕方5時。会場までちょっと時間があったので、少しドライブする。少し走ると周りは一面田圃が広がる。この土地はどうやら水が綺麗なところのようで水路も沢山ある。田圃の中を走っていると、何度かお墓の塊に出会う。お墓と一緒に小さい煙突のある家がある。火葬場らしい。港さんが沖縄のお墓の調査をし始めてから私の目線も旅の先々でお墓に目がいくようになってしまった。

少し雨が降り出して、6時半会場、7時開演。人は入りきらないほど一杯に入る。熱気とともに始まった。渋さ知らずの音楽と共に踊り子の目が輝き身体が舞う。2時間、これ以上ないくらい素晴らしいものを見せてもらった。みんなといっしょに太閤山温泉に宿泊。今日は渋さのアキさんの誕生日とあってケーキやら料理やら一緒に頂く。学生にも良い刺激になった(ことを祈る)。


翌朝は7時に旅館を後にして、14時に多摩美。7時間ぶっ通しドライブにてこの度終了。密度ありすぎる1日半でした。書ききれん。運転を手伝ってくれたたまちゃんにはとても感謝。おつかれさま。