熊本 矢岳

屋久島に2泊したあと、鹿児島に戻り一泊。今回の旅は移動時間に時間を取られる。最近はどこに行くにもあっという間に着いてしまう旅が多い。屋久島-東京も直行便にのれば家から4時間くらいであろう。しかし今回の旅は東京-屋久島…1日・屋久島-鹿児島…半日・鹿児島-熊本…半日といった具合に乗り物を待つ時間、乗っている時間が多い。これこそが旅の醍醐味でここでの出会いが何とも言えない宝となる。


鹿児島駅近くのトヨタレンタカーにてtoyota passoを借り、1人祖父母の家矢岳に向かう。初1人高速道路である。インターで入り口を間違え早くも逆流してしまう。幸い全く車がおらずUターンして事故を回避する。えびのインターで降り、矢岳高原を越えた谷間に家がある。なんと14年ぶりの訪問である。3時間くらい走ると見覚えのある駅と周辺の光景。昔と何も変わっていない。蛙の声でいっぱい。夕方には蛍に出会う。風呂は薪を燃やし温める五右衛門風呂である。


矢岳には店が一軒もない。人口も少なく、子どもは2人しかいない。(小学校は電車で1時間乗ったところへ通う。)ここには何もなく、全てがある。おじいさんもおばあさんも喜んでくれて、私も来て良かったという気持ちで一杯になった。


明日の1時から仕事があるので一泊して朝1の飛行機で東京に戻る。近いうちにまた来たい。


今回の旅の決算
飛行機 東京-鹿児島(往復)45000-
電車            270-
フェリー(ハイビスカス)  2700-
屋久島でのバス 5000-
フェリー(高速船) 5000-
レンタカー         7500-
ガソリン          3000-
宿 晴耕雨読        1500-
宿 花屋旅館        6500-
ビジネスホテル       3900-

計             80370-