東京 青山

aitakaha2006-02-15

■美容院

久しぶりに髪を切りに行く。どうするか決めていかなかったけど、髪の量が多いのとくせ毛を解決するためにアイロンパーマをかけた。スタイリストの八木岡さんと私が大学で助手をしている原田さんは坂本龍一さんのライブで仕事をする仲間らしく、たまたまきていた坂本さんの奥さんを紹介される。といっても共通項が見いだせず、結構お互い困っていた。

ナディッフ

表参道ヒルズ(平日なのにひどい人ごみ)

デザインフェスタギャラリー
 現在情報デザイン学科2・3年生展示中
 http://natu_dollhouse.web.fc2.com/

ワタリウム美術館

■トキアートスペース(休廊)

※SPICA art ギャラリー
 http://www.likewater-press.org/exhibition.html

これはいい展示でした。NPO like water pressが主催で行っている。映像はもちろん、海や鯨、シマウマをみたことのないアフガニスタン難民キャンプの子どもたちにファンタジー映像・ドキュメンタリー映像を上映し、併せて1000足以上の靴と女子用通学カバン、そして沢山の絵本を贈呈してきました。そして、それらが終わった後に、アフガニスタンの子ども達が最も怖いと思っているもの、最も嫌だと思うことにあげている「幽霊」の絵を描いてもらうという難民キャンプを渡り歩くキャラバン。今回はその「幽霊」の絵が沢山展示されていた。解説をみると、それは子ども達が実際に見た幽霊の姿であるということでした。一見華やかで愉快にみえるのが、じっと見ていると違ったものがじわじわとにじみ出てくる絵ばかり。日本人が抱いている幽霊像とは全く異なるもので、私が抱いている幽霊よりもはるか恐ろしいものであると感じた。
会期延長で3月9日まで行っています。是非足を運んでもらいたい展示です。上の絵はそのひとつ。
以下、HPより。

それはある偶然からはじまりました。
2005年初め、新たに展開されるカブールでの活動に向けて、わたしたちはそこに生きる子どもたちの実態をリサーチしていました。そして、ある一つの興味深いデータに出会ったのです。UNICEFSave The Children というNGOが共同でまとめた、"Children in Kabul" という報告書でした。その報告書は、2002年タリバン政権の崩壊直後、カブールの子どもたちの<心のありよう>についての聞き取り調査をまとめたものです。わたしたちはその調査結果のなかの2つの項目に心を留めました。
その子どもたちが<最も怖いと思うこと>および<最も嫌だと思うこと>のベスト10をリストにしたものです。その第1位は、ともに<Ghosts=幽霊>でした。わたしたちは、そのリストの第1位がともに<Ghosts=幽霊>であることに興味を持ちました。「その幽霊とは、一体、どのような姿かたちをしているのだろう?」その自問が出発点となったのです。2005年3月、カブールを訪れたわたしたちは、その子どもたちに「幽霊を見たことがある?」と尋ねてみました。思いがけなく数人の子どもたちが頷くのをみて、わたしたちは、その幽霊の絵を描いてもらうことにしたのです。わたしたちが紙とカラーペンとを配ると、子どもたちは夢中で幽霊の絵を描き始めたのです。 生まれて初めて絵を描いた子どもたちも、たくさんいます。
彼らの描いた<幽霊>の絵は、わたしたちの予想をはるかに超えたものでした。子どもたちの絵に表われた想像力の豊かさとリアリティーに目を見張ると同時に、その子どもたちの<心の原風景=幽霊>を、世界に向けて発信していかなければならない、と痛感させられました。わたしたちは、その幽霊たちを手渡されたのです。その最初の一歩として、2005年10月、わたしたちは、<カブールの幽霊>展をカブールで開催いたしました。おそらく、カブールで最初の子どものための展覧会です。そしていま、SPICA art ギャラリーとアフガニスタンの会→の協力を得て、東京で、展覧会を実現することができました。幽霊に絵に込められた<あらかじめ奪われた子どもたち>の怖れと不安、さらに、その想像力と夢に思いを馳せてください。

良く歩き、いい人に出会う、いい一日でした。