大重潤一郎監督作品連続上映会

大重監督と出会って12年以上経つ。この12年、全く会わない期間や撮影で常に共にしていた期間、たまに会う期間など距離には色々あるものの、常にソウルメイトとして近くに居てくれる存在だった。

鎌田東二さんの提案に同調し、大重監督の作品を定期的に行うことになりました。「どこにいけば久高オデッセイ見られますか?」と、今まで何度とか相談を受けていましたが、これからは3の倍数月に東京自由大学に行けば見る事ができます。是非、お誘い合わせの上、お越し下さい。

                                                                                                                              • -

この度、NPO法人東京自由大学におきまして若いメンバーが中心となり【ユース企画】が立ち上がりました。ユース企画の一つの企画として当NPOの副理事長でもある映画監督・大重潤一郎の作品を定期的に上映をしていく《大重潤一郎監督連続上映会》を立ち上げました。3ヶ月に一回、2本ずつ、上映を行います。

各回に大重潤一郎監督と現場を共にしていたカメラマンや整音技師、プロデゥーサーを招き、「大重潤一郎との現場を語る」トークを行います。また、大重監督と縁の深い沖縄県久高島のお菓子などの販売も考えています。より多くの方に見て頂きたく存じ上げます。

会 場・NPO法人東京自由大学
料 金・各回壱阡円
予 約・不要
問合先・NPO法人東京自由大学(高橋・神田)〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町5 T.M ビル2階,

                                                                                                                              • -

大重潤一郎は、常に自然とともにいた。大重の映画を鑑賞するという経験は、森の中で風の音を聴くような、川の流れに触れるような、太陽の光を浴びるような経験に近い。人間も自然なのだ、と大重は言う。太古から変わらずにある森羅万象からのメッセージが、今、聴こえてくる。

                                                                                                                              • -

6月2日(土)14:00<開場13:30>
黒神(1970/75min)
鹿児島県桜島黒部部落。噴火と共に暮らす一家族の日常を追ったドキュメンタリー。
+ビックマウンテンへの道(2001/45min)
アリゾナの聖地を守る先住民への祈りの行進を記録した映画。語り:山尾三省

                                                                                                                              • -

9月9日(日)14:00<開場13:30>
風の島(1996/45min)
幻の陶器と言われている「パナリ焼」の焼成実験を陶芸家・大嶺実清とともに探る。
+小川プロ訪問記(2001/62min)
日本映画史に輝くに大巨匠、故・小川紳介大島渚の対話記録。

                                                                                                                              • -

12月2日(日)14:00<開場13:30>
縄文(2000/47min)
四季の息吹の中で暮らす人々の姿を、現代の視線から描いた作品。音楽:岡野弘幹
+原郷ニライカナイ(2000/60min)
生涯沖縄の文化を見つめた写真家・比嘉康夫の最後の言葉を綴った記録映像。

                                                                                                                              • -

3月3日(日)14:00<開場13:30>
水の心(1991/30min)
インド・バリを舞台に人々と水の関わりを描く。かつて人は水に祈り、水と共に生きていた。
+久高オデッセイ生章(2011/76min)
沖縄久高島の人々の暮らしや祈りを綴ったドキュメンタリー3部作の第二部。

                                                                                                                              • -


東京自由大学企画、鎌田東二による「古事記1300年〜鎌田東二の超『古事記』論」第1回におきまして、大重潤一郎監督作品『光りの島』を上映します。こちらは会場・料金が異なりますので、ご確認の上お越し下さい。席に限りがございますので、ご予約をお進めてしております。
日 時:5月26日(土) 14:00〜18:00
(映画『光りの島』上映14:00〜15:00)
会 場:角川第2本社ビル(角川学芸出版) 2階
http://www.kadokawa.co.jp/top/map.php
参加費:一般 3,000円 会員・学生 2,500円

                                                                                                                              • -


大重潤一郎監督作品連続上映会》企画は2013年度以降も続いていきます。この企画に協力して頂ける方、また、自主上映会を企画して下さる方を随時募集しております。
ご関心のある方は、以下アドレスまでご連絡下さい。
大重映画実行委員(高橋)takahashia.m@gmail.com