神と申と雷

最近、とある人から、私の干支「申」について教わったことの覚え書き。近年、さるは里を荒らすと嫌われる傾向があるけど、本来「さる」は、神であったとのこと。

明日は、白川静の本を読みに図書館へ行こう。



「いなずま」(古来の表記は「いなづま」)の日本語の語源は稲が開花し結実する旧暦(太陰暦)の夏から秋のはじめにかけて雨に伴い雷がよく発生し、その落雷によって大気中の窒素が田畑に固着されるため、落雷した稲穂は雷に感光することで実るという理解が生まれ、雷を稲と関連付けて稲の「つま(=配偶者)と解し、「稲妻」(いなづま)、あるいは「稲光」(いなびかり)などと呼ぶようになったといわれている。(wikipediaより)

昔は、雷が落ちた場所は、五穀豊穣になる場所だと言われていた。

「神という漢字の音符は申で稲妻の形」白川静

藭は形成文字(申は象形文字
稲妻は天にある神の威光のあらわわれと考えられたので、金文では申を「神」の意味に用いており、申がもとの字である。申が神以外の申すなどの意味に用いられるようになった。祭卓(神を祭るときの机)の形を限定符(偏、旁など、部首)として藭の字となった





ちびちゃんだった姪はどんどん大きくなります。