展覧会のお知らせ

東京に戻ると9月19日から始まる「帰去来今」展のポスターやチラシが届いていた。もう逃げられない。けど、後回しにしていることが沢山あって、身体が重い。。。


町立久万美術館2009年度自主企画展
歸去來兮―久万再発見 旅人のレンズ
会期:9月19日(土)―11月23日(月・祝)
作家:萱原里砂・笹岡啓子・郄橋あい


奥深い自然に抱かれて、家屋が立ち並び、田畑が広がる、日本の原風景とも言うべき景観―「歸去來兮(かへりなん いざ)」展は、そんな古来の豊かな山村に残る風景、景観を通じて、日本人の文化基盤、精神美を再考してみようという企画展です。

本展では、久万高原町の「名所」を含めた現在の姿を、東京で活躍を続ける三人の若手女性写真家が撮り下ろし、外部の人たちの「まなざし」で地域を見直すことによって、地域の良さを引き出し、新しい魅力を発見しようという試みです。

久万高原町の固有性とは何かを考えながら撮影される写真には、「美しい」写真ばかりとは限りません。おそらくどうしようもない町の現状も写るかもしれません。しかし、このことにより「地方」・「限界集落」の問題を、根本から問い直すことも意図しています。