沖縄1日目


沖縄に来るのは4度目。過去3回ともレンタカーを使用していたから気がつかなかっただけなのだろうか。それとも、この2年で沖縄は変わったのだろうか。。。

空港を降りて、沖縄の空気を肌に感じながらモノレールに乗って4ヶ月前に出来た沖縄県立美術館に向かった。モノレールは浜松ー羽田間を走るモノレールと同様、高架を走る。車窓から見える景色に違和感を覚える。空港を出てしばらくの土地は那覇基地が続く。ここは依然変わる様子はない。しかし、基地を越え飛び込む景色はまるで東京の郊外と変わらないのだ。「BOOK OFF」「洋服の青山」「TSUTAYA」「ガスト」「ミスタードーナッツ」……。美術館のある「おもろまち」駅から美術館まで歩く道のりには高級ブティックのあるデパートやシネコン。気が滅入っていたころに沖縄県立美術館が現れた。

沖縄についたらソーキそば、サーターアンダギーを食べるぞ、と涎を溜め込んで来た私を待ち構えていたものは、フランチャイズ系ばかり。店員の若いスタッフは沖縄らしい素敵な顔なのに、しゃべる言葉は東京と変わらず視覚も聴覚も味覚もがっかりしてしまった。

これが今日一日目の感想。なーんか、やだなぁ。。。高速道路インター付近の国道や新幹線の止まる駅周辺の風景。田舎の小さい駅周辺はシャッター通り。旅ってこんなに辛かったかな?。いや、辛いと思うようになったのはこの前の夏頃からだな。これが現代の日本の姿だ。萎えるけど直視しないと(でも負けそう)。